Tuesday, August 7, 2012

カーネギーメロン大学 金出武雄教授 講演会


金出武雄教授 講演会


 









 
場所: 名古屋大学情報科学研究科IB電子情報館大講義室
 (地下鉄名城線 名古屋大学駅 ③番出口)
  (http://www.nagoya-u.ac.jp/global-info/access-map/higashiyama/  Cの3)
日時: 8月24日(金) 15:30~17:30
タイトル: 「米国理系大学院の研究教育の実情と私の研究哲学」
主催: 名古屋大学情報科学研究科
共催: IEEE名古屋支部
後援: (財)人工知能研究財団
担当: 横井茂樹 shigeki.yokoi@gmail.com
ライトパーティー
講演終了後 金出教授も出席頂いて、会場近くの場所でライトパーティーを開催します。
(ライトパーティーは参加申し込みをお願いします 費用2000円 横井茂樹まで)
 
講演内容の紹介
 米国のハイレベルな大学院に所属され、世界的に活躍されている金出教授に、米国の理系大学院の研究・教育の実情についてお話頂きます。日本の大学院の有り方とはかなり異なる面もあると思われますが、優れた研究・教育の成果を上げるためにはどのような方法が必要かについて理解を深めることは、今後の我が国の研究レベルを上げるのに重要であり、多くの示唆が得られると考えております。また、日本の研究者として世界をリードする研究を推進しておられる金出教授の研究推進の哲学をお聞きすることは、研究者以外の多くの人にとっても有益だと思います。下に、金出教授の御著書を紹介しておりますが、他分野の方からも有益な書籍として評価されています。

金出教授経歴
京都大学大学院博士課程修了。工学博士。同大学情報工学科助手、助教授を経て、1980 年米国カーネギーメロン大学にロボット工学研究所発足を機に招聘される。同大学ロボティクス研究所所長を92 年から10 年間務める。2001 年に産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センター設立、03 年に同センター長、10 年に産総研特別フェロー。最近ではロボット技術を生活の質QOLの向上や医療福祉に利用する研究開発を推進。CC 賞、大川賞、ベンジャミンフランクリン財団バウアー賞、エンゲルバーガー賞、立石特別賞など国際的な賞を多数受賞。カーネギーメロン大学にて、50人のPh.Dを育てた。


金出教授の著書『素人のように考え、玄人として実行する - 問題解決のメタ技術 (PHP 文庫)
カーネギーメロン大学ロボット研究所を世界最大の研究所にした、人工知能、ロボット工学の世界的権威が教える知の技術。
著者は、アメリカ大陸自動運転横断ロボットや、スーパーボウルで使われたアイビジョン・システムなどの先進開発の中心的役割を果たした、今、もっともアメリカで注目される研究者である。
本書では、今まで誰も語ることのなかった新しい知の技術を鍛える方法を伝授する。
内容例を挙げると◎「メッセージのある研究をしろ」◎最後までやりきれば、失敗のパターンもわかる◎集中力とは、自分が問題そのものになること◎できるやつほど迷うものだ◎「日本人にアイデアがない」というのは嘘である◎日本の学生は、明らかに問題解決の能力において劣っている。
著者の意図は明確である。本当に頭のよい人間は、複雑に考えるのではなく単純に直線的に解答を導き出すのだ、という。
慶應大学安西祐一郎塾長、羽生善治四冠推薦! ビジネスマン、学生必読!



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