Thursday, November 14, 2013
Tuesday, June 18, 2013
シンポジウム:オープンデータ、データの利活用の現状と動向
趣旨
最近、ICTの進歩により様々なデータが生成されているが、
データのオープン化により利活用を促進することが重要な課題にな
本シンポジウムでは、
行政や農業など、
ICTデータの利活用の現状と展望を得ることを目的とする。
7月12日(金)午後 2:30-6:00
会場 あいちベンチャーハウス 3F セミナー室
主催 あいちベンチャーハウス プロジェクトTEN
共催予定 東海総合通信局
1.名古屋大学工学研究科教授 河口信夫氏 2:30ー3:20
オープンデータの最新動向
2.鯖江市 政策経営部情報統括監 牧田 泰一氏 3:20-4:10
データシティ鯖江の現状とこれから
3.和歌山県有田市(株)早和果樹園社長 秋竹真吾氏 4:10-5:00
農業の6次産業化による地域活性化への挑戦
ーICT農業システムで美味しいみかんをつくる
4.総合討論 5:10-6:00
司会 名古屋大学名誉教授 横井茂樹氏
河口氏、牧田氏、秋竹氏
終了後懇親会(会費制)予定
参加者定員 50名
申し込み先
あいちベンチャーハウス 中野喜之
nakano@venture-house.jp
会社名:
ご氏名:
連絡先メールアドレス:
懇親会の参加:
Monday, April 22, 2013
東京大学木村忠正教授 デジタルネイティブ講演会
日時 平成25年5月17日(金)17時から18時30分まで
場所 名古屋大学情報科学研究科棟第1講義室
地図 http://www.nagoya-u.ac.jp/access-map/index.html(A4)
内容 【演題】日米デジタルネイティブの動態-メールをせずにつぶやく日本社会、
ショートメッセージ・フェイスブックを愛するアメリカ社会
【講師】東京大学 総合文化研究科教授 木村忠正氏
定員 50名(先着順)
参加費 無料
主催 名古屋大学メディア研究会、社会情報学会中部支部
共催 東海総合通信局 東海情報通信懇談会
問い合わせ先 名古屋大学メディア研究会 横井茂樹 shigeki.yokoi@gmail.com
申込方法 参加を希望される方の、①所属、②氏名、③電話番号をメールにて
次の申込先メールアドレスあて送信願いします。
申込先 総務省 東海総合通信局 情報通信連携推進課
tokai-renkei-kenkyu@soumu.go.jp
講演概要
「デ ジタルネイティブ」とは、およそ1980年生まれ以降、高校・大学時代からデジタルネットワークに親しみ、積極的に利用する世代と規定され、2000年 代、調査研究、議論が進展してきました。このような「デジタルネイティブ」は、高齢化が進む日本においてもすでに人口の3割を占め、単純な若者論ではな く、すでに、その内部に多様性を含み、今後の社会の中核を担う世代として捉えることが必要な段階に達しています。他方、スマートフォン、タブレット端末の 社会的普及は世界的に目覚ましく、情報ネットワーク環境の変化が、情報行動、対人関係、生活様式、価値体系などの変化とどのように結びついているかは、情 報ネットワーク研究として取り組むべき喫緊の課題の一つと考えます。
講演者は、2009年より100人規模での詳細な聞き取り調査と 1000人規模でのウェブ調査を実施してまいりました。その結果、デジタルネイティブ世代を、「時代」と「年代(ライフステージ)」の相互連関過程として 捉えることにより、デジタルネイティブ世代「内」での差異が創出される要因を特定し、4つの世代に区分することで、情報ネットワーク経験、利用行動様式、 意識がいかに異なるかを探究してきました。そして、こうした4つの世代、さらには、デジタルネイティブとそれ以前のデジタルイミグラント(デジタル移民) との違いを「断絶」ではなく、「連続」として捉え、日本社会のコミュニケーション行動に関与する4つの特性を抽出し、人類学者ボワセベンの対人距離構造論 をベースに、音声通話、ケータイメール、ブログ、SNS、つぶやき(twitter)など、デジタルネイティブたちのコミュニケーション空間が形成され、 変容する過程を把握する枠組みを提示しました。その研究結果を2012年11月『デジタルネイティブの時代―なぜメールをせずに「つぶやく」のか―』(平 凡社新書)として上梓させていただいたところです。
また、2012年9月から2013年2月までYale大学客員研究員として在外研究をする機 会に、日本での調査を踏まえ、アメリカのデジタルネイティブに対する調査を実施しました。そこで今回は、日米調査の概要を報告し、Yale大学での研究活 動にも触れながら、参加者の皆さまと議論を深める機会とさせていただければ幸いです。
Friday, February 22, 2013
中京大学 宮田義郎教授講演会のご案内
プロジェクトTEN(あいちベンチャーハウス)
産業応用研究会とコンテンツ研究会の共同開催講演会
日時:2月26日(火)4時30分~6時
場所:あいちベンチャーハウス
ご講演者:中京大学 宮田義郎教授
ご講演タイトル:「ワールドミュージアム ー 視野と志をグロー バルに拡げるために」
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講演趣旨
今や私たちは、世界中から送られた食物でできた身体を持ち、
世界中から運ばれてきたエネルギーを使って生活している。
私たちは皆、まさ にグローバ ル時代を生きる地球人だ。
しかし私たちは日常、食事しながら、また電気のスイッチを
入れる時にどれだけその事を意識するだろう か?2011年3月の
大震災 と原発事故は私たちに、テクノロジーに依存した生活を
根本的に見直す機会を与えてくれた。20世紀のテクノロジーの
発展と共に、快適な生 活のために、エネルギー・食料などを
全世界に依存するようになり、また便利さを追求するために、
それらの資源を作り出す過程や使う事の社会的な意味については
何も知らなくても使えるようにしてきた。その結果、21世紀に
入った現代、グローバルに拡大した生活の基盤と、それに対する
視野の狭さとの間に大きな ギャップが生じ、私たちは自分たちの
行動のグローバルな意味を考えることなく生活している。現代
私たちが直面している環境、エネルギー、食、格差などの諸問題に
取り組むた めには、このギャップを埋め、私たちを支える
グローバルなコミュニティーに対し貢献していくことが必要であり 、
それは21世紀の大きな課題だと思う。
ワークショップは特定の空間時間に集まった人による密度の
濃い活動を作り出すことに成功してきたが、上記のような学びの
ためには、特別な場だけではなく、日常の活動の中でこそ
グローバルな視野で学び行動することが求められるだろう。
World Museum Projectでは、一般の学生や子ども達が視野と志を
世界へと広げていく学びの実践の場を、日常の活動に埋め込まれた
形で構築するために、現在(2012年10月)までに15カ国2 0カ所の
パートナーと継続的に連携してワークショップやオンラインでの
協同制作を行ってきた。表現 ツールとして使用 しているScratchは、
アニメーション、アート、ストーリーなど多様な表現ができ、多言
語対応し世界の数十万人規模のソーシャルメ ディアを形成している。
連携にもSkypeなどの様々なソーシャルメディアを活用してい る。
多様な文化や年齢の参加者はScratchの作品制作から始め 、作品を
通じての他者との関係構築に視野を広げる。さらに個人から家族や
学校、町、国、地球へと作品の視野を広げながら、Remixなど の
コラボレーション によって作品の意味の構築、さらに学びの
コミュニティーの構築へと、視野と志をグローバルに広げてきた。
地球上どこからでもいつでもコラ ボレーションに参加できるWorld
Museum Onlineについて、また言語的、視覚的、聴覚的だけでなく、
身体的にもスピリチュアルにもつながることができるメディアに
ついても考えていきたい。
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